Four L consultant's blog

4つのLを大切にするキャリアコンサルタントです

二つの大震災

 阪神・淡路大震災から四半世紀が経過しました。あの時は、数ヶ月後に出張で三宮近辺を訪れ、いまだに壁が崩落したままのデパートや、ワンフロアがつぶれている市役所の建物を見て、大変なショックを受けました。
 そして、それから約15年後に、また違う震災の被災地をこの目で見ることになるとは思いもしませんでしたが、その経験が今の私のキャリアコンサルタントとしての活動の原点になります。
 
 2011年当時、自身のキャリアに迷走していた私は、気仙沼市にボランティア活動に出かけます。そこで想像を絶する景色を目の当たりにし、残りの人生の過ごし方を改めて考えたこと、まだまだ前途のある若者が将来に希望を見出せなくなっているという話を聞いたことなどが、キャリアコンサルタントとして一歩を踏み出すきっかけになったのでした。
 
 来年で東日本大震災から早くも10年です。運よく生かされてきた身として、この10年を無為に過ごしてこなかったか、一旦立ち止まって検証してみるよい機会だと考えています。
 『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』。よく耳にする言葉ですが、実際はなかなか…(苦笑)。 
 

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山あり、谷あり、モハ…

 タイトルの「山あり、谷あり、モハメドアリ」は、私が昔から評論やコメントを参考にさせて頂いている千葉商科大学国際教養学部専任講師の 常見陽平 (@yoheitsunemi) | Twitter  氏が好んでお使いになるフレーズなのですが、このブログを読んでくださっている人の中でモハメド・アリの試合をリアルタイムで観ていた人は、どのくらいいるのでしょう?

 本題とズレてしまいましたが、なぜ「山あり、谷あり」というタイトルの文章を書こうと思い立ったかと申しますと…というか、脱線ついでに開き直って、プランドハップンスタンス的な(違うか)偶然について、に内容を変更します。

 

 数年前、私の小学時代からの友人が、かなり年下の彼女と結婚しました。挙式の数ヶ月前にその友人が「今度結婚するから彼女を紹介するよ」と会食の席を設けてくれて、そこでいろいろ話をしていると、彼女はR社の新卒入社で、常見氏と同期だったことがわかりました。

 彼女とその場でfacebookの友達になると、共通の知り合い欄に私の元直属の部下の女性が出てきたので、どういう知り合いか尋ねてみると、大学のサークルの先輩後輩(1学年)とのこと!

 お互いに驚いて、その場から私の元部下(=彼女の後輩)に経緯を教えずに「今、二人で食事している」とメッセージを送ってみると、「なんでそのお二人が一緒にご飯食べているんですか!?」と超びっくりしていた、という楽しい思い出があります。

 そして、常見氏とはその後にあったあるセミナーの席で名刺交換させて頂く機会があり、彼女の話題を出すと、「あー、年配の人と結婚した」というリアクションでした(笑)。

 

 ちょうど今朝の朝日新聞イラストレーターの益田ミリさんの「おもしろいことがあっても、おもしろく人に話すのは難しい」というエッセイが掲載されていて、大きく頷きながら読んだ次第です。

 

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社名(屋号)の由来

 キャリアコンサルタントとしての活動は、当初は株式会社として行なっておりましたが、その後事情により法人は解散、現在は個人事業主として活動しています。

 活動を始めるにあたり、キャリアコンサルティングといっても狭義のキャリア(仕事関連)だけに焦点を当てたコンサルティング(この場ではカウンセリングの方が適当かもしれません)ではなく、クライアントの生き方自体(ライフキャリア)に何か支援できることはないだろうかという観点でカウンセリングを行なっていきたい、という理念がありました。

 その点でサニー・ハンセン教授の「4つのL」「統合的ライフプランニング」の理論に共感を覚え、社名(引き続き現在の屋号)はそれに由来しています。

 

 理論を詳しくお知りになりたい方は著書を読まれることをお勧めしま…( ①450ページ強の分厚さ! ②なんと 5,500円!)

https://amzn.to/35DVzRb

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キャリア開発と統合的ライフ・プランニング

 

ブログ再開

 以前、フリーランスでキャリアコンサルタント活動をしていた頃は、日々の思い付きを綴るブログを開設していましたが、某行政機関の業務委託を開始してからは休止していました。

 昨春、家族の健康問題により業務委託を辞退し、再度フリーランスでの活動を再開したのを機に、ブログも再開しようと思います。

 実際にどれだけの有益な情報を提供できるかは現状では心許ないのですが、肩肘張らずに続けていきたいと考えています。

 以上、1月11日午後1時11分の所信表明でした。