阪神・淡路大震災から四半世紀が経過しました。あの時は、数ヶ月後に出張で三宮近辺を訪れ、いまだに壁が崩落したままのデパートや、ワンフロアがつぶれている市役所の建物を見て、大変なショックを受けました。
そして、それから約15年後に、また違う震災の被災地をこの目で見ることになるとは思いもしませんでしたが、その経験が今の私のキャリアコンサルタントとしての活動の原点になります。
2011年当時、自身のキャリアに迷走していた私は、
気仙沼市にボランティア活動に出かけます。そこで想像を絶する景色を目の当たりにし、残りの人生の過ごし方を改めて考えたこと、まだまだ前途のある若者が将来に希望を見出せなくなっているという話を聞いたことなどが、キャリア
コンサルタントとして一歩を踏み出すきっかけになったのでした。
来年で
東日本大震災から早くも10年です。運よく生かされてきた身として、この10年を無為に過ごしてこなかったか、一旦立ち止まって検証してみるよい機会だと考えています。
『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』。よく耳にする言葉ですが、実際はなかなか…(苦笑)。